HEATECS産業-光清掃社- 社員ブログ

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健康に向けて!!

皆さん健康の事をどのようにお考えですか?

というのも自分は極度の野菜嫌い!!

緑黄色野菜の90%位は食べれないでしょう

体調を崩しやすいのは、栄養不足が原因なのか!?

渋々認めて食べる事に挑戦

まずは、もっとも嫌いな天敵のキュウリを一口・・・

あまりのまずさにシャックリが止まらなくなり断念・・

無理はいけませんね・・。

現在は一日一本野菜ジュースを飲んでいます。

これから気温の変化が激しくなって

体調を崩しやすい季節になりますが

皆さんも体調面、健康面にはお気をつけくださいね♪

 

2012年09月25日 16:37 更新

ジブリの功罪 ~はやおが僕にくれたもの~

ずいぶん前の話しになるんですけど、職場の先輩との会話で…


先輩「家で料理とかするよ 」

僕「どんなもん作るんですか?」

先輩「玉子焼きとか…」



僕「…っ! 男子たるもの玉子焼きなぞ焼いてはいかんでしょう」



とまぁこんな感じのやり取りがあったんですけれども、今回blog更新の当番にあたってテーマを何にしようか考えてたらこの玉子焼きのやり取りを思い出しました。


玉子焼きを焼くためには、火加減に注意しながらフライパンの中でぐるぐる巻かないといけないでしょう。


それこそ   ぐるぐる   ぐるぐる






…なんか悲しくなってきませんか?

僕はなんか悲しくなってしまいます。

なぜだか切ない気分になってしまうのです。
それはまるでバカボンのエンディングテーマ聴いた時のような…

で、 考えてみました。
この変な気持ちになってしまう原因はなんだろうか?と

おそらくその時とった行動が、置かれている立場にそぐわないことだと思ったんです。



僕の考えでは日本男児は玉子焼きを焼いてはいけないのです。
なぜなら ぐるぐる 巻かないといけないから…

許されるとすれば目玉焼き…
若しくはスクランブルエッグを豪快に焼くべき…

それが日本男子のあるべき姿です。
大和魂です。
日出づる国です。


とはいえ、所詮玉子をどう焼こうがどうでもいいんです。

それよりもそんなことを考えてたら「行動と立場」の言葉から宮崎駿を連想しました。

言わずと知れたアニメ界の重鎮であり、知名度は時の総理より上かもしれないあの髭まみれの宮崎駿です。


幼い頃に初めてナウシカを観た時の感動は今でも忘れられません。
ラピュタ、魔女の宅急便もテープが擦り切れるほど観ました。

けれどある時、奇妙な違和感を覚えるようになりました。
それから過去のジブリ作品を見返してみて思ったんです。




「なんかやたらエコエコ言ってねぇか?」と




ecoeco ecoeco言ってねぇか?」と。



いえ、それもいいんです。別にエコについて主張しても。
それよりも問題は、環境破壊について警鐘を鳴らすのはいいんですけど、ただ警鐘を鳴らす"だけ"なのはいかがなもんかな?と


今でこそ「世界の宮崎」とか「巨匠」とか言われてますけど、ナウシカの頃の彼はまだまだ映画監督として今ほどの知名度は無くて、

環境保護に対する関心も薄い時代だったと思います。
そんななかで映画監督としてまだ挑戦者であったナウシカの頃はまだよかったと思うんです。現状に対する批判をしてさえいれば。

今にして思えば自然が破壊されていく姿に対しての憤りを、世の中に対してアジテーションしている彼の熱い血潮に、僕もガキなりにシビれたのかもしれません。

しかし時は過ぎ、誰もが彼をアニメーションの世界での第一人者として認めた頃、

(いわゆるマニアを除く一般大衆レベルで、僕のなかではもののけ姫の頃だと思ってます)









やっぱり「環境破壊ダメ!」しか言ってないじゃん



止めど流る清か水、風に舞う金色の稲穂、その美しい自然を後世に残したい…
この感覚は、ほとんどの人が共感できると思うんです。
けれど文明人として快適な生活を追求しながら自然環境との折り合いをどうつけるか?
快適な生活を享受していることに若干のやましさを感じながら、
みんな葛藤しながら、それでもゆっくりとではあっても着実に、明日は今日より良い日にしたい。
大概の人はその気持ちを持っていると思うんです。
それを環境に対する意識の低かった時代ならいざ知らず、今更言われても… と。

既に巨匠とされている彼がしなければならない事は、世の中に対する問いかけだけでなく、問いかけに対する解答を主張しなければならないと思うんです。
自然がピンチなのは分かった。じゃあ具体的にどうする?っていう…

自分の考えを、意見を表明するのはとても勇気のいることだと思います。
賛同も得られるでしょうけど、必ず反対意見も出てくるからです。
それでもここはひとつビシッと彼なりの意見が欲しかった… だって巨匠だから。

巨匠と呼ばれる人は巨匠と呼ばれる以上巨匠と呼ばれるだけの責任があると思うんです。だって巨匠だから。 すいません、しつこいですね。


作品のなかで問いかけに対する彼なりの解答が有れば、たとえそれがどんなとんちんかんな解答だったとしても、評価していいと思います。
批判を恐れない勇気とその姿勢にたいして。
それは駆け出しの挑戦者にはできない「巨匠の義務」だと僕は考えます。


とはいえ、 そうはいってもまあ…

Ok わかった。


お互い大人だ。いろんなしがらみがあるのはわかるよ。それなりに



それでも巨匠宮崎のことだ、なんだかんだいって次は、次こそは何かしらの解答を貰えるんじゃないか?
すがるような思いで観た「千と千尋の神隠し」




や、やっぱり変わってなぃっ!



どうした? はやお…


また環境破壊…か?



この時僕の脳裏を,外野からただ野次るばかりの万年野党、共産党がよぎりました。


やっぱり彼はもう駄目なのか?

これ以上をHayao Miyazakiに求めるのは酷なのか?

ひょっとして学生運動でもしてたんだろうか? ヘルメット被ってゲバ棒もって…

様々な思いが交錯し、僕の心は崩壊寸前にまで陥りました。
ズタズタでした。
breakdownでした。




それでももう一度、
本当にもう一度だけ彼にチャンスをあげることにしたんです。


そう、正真正銘lastchanceを・・・


絶望的な状況のなか一縷の望みを託し観に行った「ハウルの動く城」。
物語も中盤に差し掛かった頃飛び出したテーマが…







「反戦」




そしてやはり解答無し










思えば僕はとっくに気付いていたのかも知れません。
駿くんの日本での役割はとうに終わりを告げていることを…


期待しすぎてごめんね。
どうか許してほしい。



僕はあなたのことを忘れません。

長い間お疲れ様でした。

さようなら

2012年09月03日 16:33 更新

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